ごあいさつ

私は1995年に木村商運に入社し、何もわからない自分をルートバンでの配送から始めさせていただき、小型車・中型車・大型車へと幾多の失敗を重ねながらも少しずつステップアップし、約10年間トラックの運転業務に携わってまいりました。 そのなかで、業務の厳しさや安全運行の重要性を身をもって学びました。 また、プロドライバーとして信頼を得る責任や、お客様第一の姿勢の大切さを実感いたしました。 その後は管理業務に携わるようになり、日々の中で仲間も増えました。
経営も人生も、思うようにいかないことの連続です。 ときに「閉ざされたドアの向こうに 新しい何かが待っていて」と信じながら、挑み続けるしかない日もありました。 それでも、「高ければ高い壁の方が 登ったとき気持ちいいもんな」と自分に言い聞かせ、一歩ずつ壁を乗り越えてきた経験こそが、今の私自身を育ててくれたのだと感じています。 そうした日々の中で、人との関係の大切さや多くの学びを重ねながら、営業職や財務・事務業務にも取り組んでまいりました。 入社してからの年月の中では、ITバブル崩壊やリーマンショック、東日本大震災、そしてコロナ禍、燃料高騰など、経済や社会に大きな影響を及ぼす出来事に幾度となく直面してまいりました。こうした絶望・失望・不確実な時代のなかでも、変わらず支えてくださる家族・従業員、お客様への感謝の思いを、これからも決して忘れることはありません。 感謝の心を胸に、これからも歩みを進めてまいります。

私の座右の銘は『初心忘るべからず』です。言葉を胸に、時代とともに変化する社会の要請にも真摯に向き合いながら、 これからもお客様の声に耳を傾け、感謝の気持ちを忘れずに経営を進めてまいります。 そして、社業の発展はもとより、業界・社会・地域の持続的な成長にも、 微力ながら貢献していける企業でありたいと願っております。

今後とも、変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

代表取締役 木村 公二